連合の概要

  1. HOME > 
  2. 連合の概要 > 
  3. 概要と沿革

概要と沿革

概 要

 統計関連学会連合は、応用統計学会、日本計算機統計学会、日本計量生物学会、日本行動計量学会、日本統計学会、日本分類学会の統計関連6学会からなる学会連合であり、統計科学の普及・発展を目的とする。そのため、学会連合として次のような各種共同事業を推進する。

  1. 統計科学に関する学術的な大会あるいは会合の開催
  2. 統計科学に対する社会からの諸要請への対応
  3. 統計科学の重要性に関する対外的情報発信
  4. 統計関連諸学問分野の普及
  5. その他,連合の目的を達成するために必要な事業

 連合には理事会が設けられ、各学会から2名ずつ推薦された理事と理事の互選により選ばれた理事長が運営している。また、実質的な事業推進のために各種委員会が設置されている。
 統計科学の対象は社会全体であり、社会の変革に素早く対応して統計科学がその存在感を示していく必要がある。そのためにも、各学会の個別の活動に加え、連合として組織的に活動していくメリットを前面に押し出していくことが重要である。さらに、学会に留まらず、統計関連の各研究所、政府統計関連部局等の活動とも密接に関係していくことも必要と考える。そのような背景の下、会員相互の連携を密にし、統計科学、データサイエンスの発展へ寄与するために、連合として積極的な活動を行っていくものである。

沿 革

 統計関連6学会から成る統計関連学会連合が発足したのは、2005年2月4日である。この直接の契起は、2001年5月に招集された統計関連学会連合大会連絡委員会(連合大会連絡委員会)であるが、それ以前より、日本学術会議統計学研究連絡委員会(統研連)の活動、複数の学会による年次大会の同時開催、統計数理研究所(統数研)50周年を記念した統数研、統研連、応用統計学会、計量生物学会による統計科学合同研究集会(1994年)など、多くの協調活動があった。特に、応用統計学会と計量生物学会は1995年に統計関連学会連絡委員会(2学会の連絡委員会ではあるが、将来の拡大を意識し、この名称が採用されている)を設立し、以来2001年まで、その覚書に従って、プログラム・予稿集を一本化した共同年会を開催している。
 その後、連合大会連絡委員会に、日本統計学会、応用統計学会、計量生物学会が正式に参加し、分類学会、計算機統計学会、行動計量学会への呼び掛けが行われる中で、第1回統計関連学会連合大会が参加3学会主権、分類学会協賛の下に、2002年明星大において開催された。その直後、連合大会連絡委員会は、連合大会を越えて協調を図るため、統計関連学会連絡委員会と名称変更し、分類学会、計算機統計学会、行動計量学会の参加も得て、主たる活動である連合大会を、第2回(2003年、名城大)、第3回(2004年、富士大)、第4回(2005年、広島プリンスホテル)と成功裡に行い、現在まで続いている。
上記のとおり、2005年2月4日の第1回理事会から積極的な活動を行ってきている。
 必要な事業については、事業委員会を設置し、各種事業にあたっている。これまで、連合大会運営の組織・運営に関する議論に加え、統計教育、教材開発などについて委員会が設置されている。研究支援や「統計科学振興」に関する提言、「国立大学協会への大学入試確率統計出題」に関する要望書、「統計学の各分野における教育課程編成上の参照基準」の提案などを行ってきている。

PAGE TOP