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企画委員会からのお知らせ

2007年度統計関連学会連合大会(神戸大会)のプログラム企画について(第二報)

連合大会企画委員会委員長
狩野 裕 (大阪大学)

2007年度が始まりました.多くの大学・機関では新入生や新入社員を迎えて活気ある新年度をスタートなされたことと思います. さて,プログラム企画(第一報)でご案内させて頂きましたように,2007年度の統計関連学会連合大会は2007年9月6日(木)から9月9日(日)までの日程で「異国情緒豊かな港町」神戸大学(経済・経営学部本館)にて開催されます.主催は応用統計学会,日本計算機統計学会,日本計量生物学会,日本行動計量学会,日本統計学会の5学会,日本分類学会は協賛としての参加です.他にいくつか後援団体があります.なお,連合大会のWebページ

http://www.jfssa.jp/taikai/

に関連情報や詳細情報が随時掲載されますので合わせてご一読ください.

  1. 研究報告の申込み
    研究報告は,「一般講演」,「企画セッション講演」,「コンペティション講演」から成ります.申込み方法はすべての講演に共通の事項と講演ごとに異なる事項があります.各講演とも,その詳細については連合大会のWebページを参照してください.→研究報告申込のページへ
    1. すべての講演に共通する事項
      研究報告をご希望の方は,上記Webからお申込み下さい.他の申し込み方法はありません.申込期間は2007年4月24日(火)から5月31日(木)までです.Webでは,一般講演,企画セッション講演,コンペティション講演のいずれかを選択してください.
    2. 「一般講演」に関わる事項
      通常の研究報告は「一般講演」として各講演者がお申し込み下さい.その際プログラム編成の参考にしますので,最大3個までのキーワードを,順序をつけて選択願います.
    3. 「企画セッション講演」に関わる事項
      オーガナイザに一任しています. オーガナイザが一括してお申し込み頂いても,各講演者が申込して頂いても結構です.申込期限を厳守してください.
    4. 「コンペティション講演」に関わる事項
      コンペティション講演は,研究内容とプレゼンテーションの能力を競う企画で,今回で5回目を迎えます.参加資格は2007年4月1日時点で満30歳未満の若手研究者です.所属(大学院生,教員,社会人)は問いません.連名講演の場合は,コンペティション対象者は実際に口頭発表する方です.なお,研究報告の申し込み時点で,コンペティション対象者は,主催5学会のいずれかの会員でなければなりません (ただし,申し込みと同時に入会手続きをする方も含みます).昨年度は事前審査を取り入れましたが,今年度は申し込んだ有資格者全員がコンペティションに参加して頂けます.

  2. 研究報告集用原稿の提出
    報告集用原稿は1ページです.提出方法としてWebから電子ファイル(PDF形式)を提出する方法と紙原稿を郵送する方法を選択できます.いずれの提出方法でも,締切りは2007年7月4日(水)です.厳守をお願い致します. →報告集原稿提出のページへ
    なお,紙原稿は企画委員長宛て郵送してください.
    〒560-8531 豊中市待兼山町1-3
      大阪大学 大学院基礎工学研究科 数理科学領域
      連合大会企画委員長 狩野 裕 宛
    希望者は,報告集用原稿とは別に詳細論文(CD−ROMに収録)を提出することができます.詳細論文は最大10ページとし,PDF形式(ファイルサイズは1MB以下)でメイルにより企画委員長宛て
    ※)お送りください. 
    ※メールアドレスが変更になっています.ご注意ください.
    報告集用原稿および詳細論文の執筆要綱については大会Webをご覧下さい.
    「企画セッション講演」の報告集用原稿の提出方法はオーガナイザに一任しています.各講演者が提出するかあるいはオーガナイザが一括して提出するか,オーガナイザの指示に従って下さい.

  3. 企画セッションのご案内
    神戸大会においては13の企画セッションが設けられています.テーマとオーガナイザは以下の通りです.テーマのねらい等についてはWebをご覧ください.企画セッションの運営はオーガナイザに一任していますので,企画セッションで講演される方は直接オーガナイザにお問い合わせ下さい.
    • 統計教育におけるカリキュラムと教材,評価システムの国際比較 〜 国際標準化に向けて 〜
      [二宮智子(玉川大学) 竹内光悦(実践女子大学)]
    • 政府統計改革の現状と課題
      [西郷浩(早稲田大学) 勝浦正樹(名城大学)]
    • 水産生物資源の解析と統計モデリング
      [北門利英(東京海洋大学) 南 美穂子(統計数理研究所)]
    • 統計科学とマーケティング
      [照井伸彦(東北大学) 阿部 誠(東京大学)]
    • アレイデータ解析周辺にみる新しい統計的視点:総括と今後に向けて
      [井元清哉(東京大学) 樋口知之(統計数理研究所)]
    • 高頻度データを用いた計量ファイナンス分析
      [川崎能典(統計数理研究所) 谷崎久志(神戸大学) 西山慶彦(京都大学)]
    • 「回転」研究の新「展開」
      [足立浩平(大阪大学)]
    • サイコメトリックスにおける多変量データ解析研究のゆくえ
      [足立浩平(大阪大学)]
    • データの可視化と計算機・Web技術
      [森裕一(岡山理科大学) 飯塚誠也(岡山大学)]
    • リモートセンシング技術の展開と統計数理−応用統計学会・日本リモートセンシング学会共同企画−
      [田栗正章(応用統計学会会長)]
    • 日本計量生物学会 奨励賞受賞者講演
      [上坂浩之(日本計量生物学会企画担当理事)]
    • 日本統計学会会長講演
      [田中勝人(日本統計学会理事長)]
    • 応用統計学会 学会賞受賞者講演
      [西井龍映(九州大学) 岸野洋久(東京大学)]

  4. チュートリアルセッションのご案内
    チュートリアルセッションでは3つのテーマを用意しました.「テーマ1」または「テーマ2とテーマ3」のどちらかをお選びいただけます.なお,テーマ名や講演時間について多少の変更があり得ますことをご了解ください.
    →詳細ページへ
    • 日 時:2007年9月6日(木)午後 (12:30より受付開始)
    • テーマ1:ベイズ統計とベイジアンネットワーク
      講演時間: 13:00−18:10
      オーガナイザ:繁桝算男(東京大学)
      講演タイトルと講師:
       第1部 ベイズ統計の基本とベイジアンネットワークの導入 [繁桝算男 (東京大学)]
       第2部 ベイジアンネットワークのモデル構築 [植野真臣 (電気通信大学)]   
       第3部 ベイジアンネットワークによる問題解決 [本村陽一 (産業技術総合研究所)]
    • テーマ2:大規模データ解析の現状と問題点
      講演時間: 13:00−15:30
      オーガナイザ: 樋口知之(統計数理研究所)
      講  師: 樋口知之(統計数理研究所)
    • テーマ3:生存時間解析における競合危険モデル入門
      講演時間: 16:00−18:30
      オーガナイザ:上坂浩之(日本イーライリリー)
      講  師:西川正子(国立保健医療科学院)
    • 補足:テーマ2と3につきましてはどちらか片方のみを受講することもできます.

  5. 市民講演会のご案内
    市民講演会は下記のテーマについて,お二人の方に講演して頂きます.参加費は無料です.
    →詳細ページへ
    日 時: 2007年9月6日(木) 17:00〜19:00
    場 所: 神戸大学 経済・経営学部本館102号室
    テーマ: 「統計データから見たEUと日本経済・関西経済について」
    講演者:
    • 飯塚信夫(日本経済研究センター・研究統括部担当部長兼主任研究員)
    • 久保広正(神戸大学大学院経済学研究科・教授)
    • (敬称略)

以上