平成16年度統計関連学会連合大会実行委員会報告

 

                         実行委員会委員長 早川 毅

 

「1」 実行委員会の構成と開催校との関係

    平成16年度大会は、花巻地区に統計関係の会員が実行委員長しか居ないという

    特殊事情を考慮して、実行委員会委員を全員東京近郊在住者とした。委員会は東

    京で開催し、開催校の準備状況の報告及び委員会の開催校への指示という形を取

    った。この為、委員会は現場が直接には見えにくかったかもしれない。逆に、開

    催校は自由に動けた。

「2」開催校手持ち金

    予算案は前年度の実績をもとに作成されるために項目、金額に強い縛りがあり、 

    開催校の持つ特殊事情で必要とされる緊急な費用や、大会を盛り上げるための開

    催校の企画が自由に行なえる予算が無い。この為事前に30万円程度をその為に

    貸与し、事務局へは事後承認を得る形で執行できると良い(すべてのお金を使っ

    てしまうと言うわけではない)。

「3」現地広報

    統計学の社会への認知を高めるためと市民講演会への参加者を増やすために活動

    をした。

(1)TV,新聞のマスメデイアに情報を流した。

TVIテレビ岩手、IBC岩手放送、花巻ケーブルテレビ、岩手日報、岩手日日

新聞、河北新聞社

(2)官庁統計を支える地域の人々の市民講演会への参加を促進するために、

岩手県地方振興局花巻支部、花巻市役所、花巻商工会議所、北上市役所、北

上商工会議所へ依頼をした。

   岩手県庁調査統計課に学会開催の情報を流し、各市町村役場の統計関係従事

   者への連絡を依頼した。なお、同課より統計啓発のためのポスター展覧会の

   資料の展示を得た。

「4」アンケート

    アンケートを回収箱で毎日回収して、大会終了時に整理した。しかし大会時の運

    営方法についての不満を翌日に解消できなかった。回収資料を毎日報告終了時に

    簡単に整理して改善すべきであった。

「5」ポスター

    ポスターは800枚印刷をし、大会予算内で576個所に送付し、残部は花巻、北上

    地区へ啓発のために適宜使用した。